ちょい飲み@江戸っ子(京成立石)
聖地、京成立石。
生まれて初めて降り立ったこの街で右も左も分からない立石童貞の私と、同じく童貞の後輩Nはひたすら彷徨い歩き、遂に辿り着いたところが立石の関所であった。
「立石の関所」こと、江戸っ子です。
19時ごろ到着すると店内満席、待ちの並びが8人ほど。が、すぐに6人ほどが並びの列から離脱したため、さほど待たずにに入店できた。
焼き台側のカウンターに通され、早速頼んだのが江戸っ子特製ハイボール。
氷なし強炭酸。氷がないだけで随分美味いな〜。
煮込みは残念ながら豆腐が切れてた。器もモツもデカい、1人じゃ持て余す量。
キャベツのぬか漬けなんて箸休めに良さげ、と思い注文。後輩N(童貞)が気に入っちゃってばくばく食うもんだから殆ど食えず。
シロタレ。4本単位での注文なのか。随分大ぶり。
すでに閉店まで2時間を切っており(21時閉店)、刺しも焼きも諸々ヤマを迎えていたのは少々残念ではあった。
ボールおかわり!(童貞なんで実際は「特製ハイボールおかわりください」と言いました)
後輩N(童貞)に箸休め的なメニューを追加したいんだが、と相談したところ、「めかぶ!」と即答で返ってきた。この思慮深さのなさ、まさに童貞だ。
先ほどぬか漬けをあんまり食べさせてもらえなかったので、我れ先に食いまくってやった。
閉店時間も間近で焼き物は殆ど残っておらず、唯一間に合ったのがこのダンゴ(つくねですね)。これもタネがデカい。もう一軒ハシゴしたいのに迂闊だった。が、美味しいから良しとする。
立石童貞、無事卒業でき感無量です。お陰で免疫がついて調子に乗ってしまいそうです、ありがとうございます。
ちょい飲み@案山子(新潟)
生まれて初めての新潟、筆下ろしの相手は類印の㐂ぐちと心に決めていた。
が、残念ながら満席。
仕方がないのでキープ(失礼)してた和彦印の案山子というお店へ。
新潟まで来ておいてレモンサワーを頼むのも何なので、ここはやはり日本酒を。
一本目は朝日山の大銚子を常温で。しかし写真撮り忘れ。上記写真は二本目の北雪です。
刺盛りは全部白身魚。上から時計回りにキス、フナベタ、ノドグロ。フナベタなんて初めて知りました。どれも美味しい。
煮物は大ぶりな里芋が味付けも良く最高だった。
これも初めて知ったカキノモトという食用菊のお浸し。変なクセもなくシャキシャキで箸休めに最適。
銀ダラ味噌漬け焼き、思い出すだけで酒が飲めそうなくらい美味かった…。見てください、この美しいメイラード反応を…。
やはり和彦印に間違いないづら。
ちょい飲み@四国屋(新中野)
うどんにはあまり興味がないんですが、店構えを見るにつけ「飲める」のでは?と常々思っていました。
そしてある日の夜、それを確かめようと思い、突撃したのです。
答えはすぐに出ました。
古典酒場のような大きなコの字カウンターの一角に着席したと同時に大量のぬか漬けが無造作に提供されたのです。どうやらサービスのようです。
これは「飲める」というか寧ろ「飲んでくれ」のメッセージでは?と酒飲みらしく解釈を致しました。
てか、客席がコの字カウンターの時点で飲み屋にしか見えなくなっていた、というのが本当のところです。
ぬか漬け、よく漬けで酒のアテにぴったりです。
これは寧ろ飲まないとお店側の気遣いを無駄にしてしまう、というは都合のいい解釈でしょうが仕方ありません。ただ、酒類のメニューは少なく、ビールと香川の金稜というお酒の2種のみで、うどんを食べることを考慮し金稜にしました。
ちびちびとお猪口を傾けていると、さらに枝豆が提供されました。これもサービスのようです。
茹でたてです。酒飲みに優しいうどん屋です。
一応うどん屋ですから何かしらうどんも食べとかなきゃ、と思い適当に選んで注文しました。
正式名称は忘れましたが、写真から察するに肉トマト冷やしうどん、なんじゃないかなと思います。いりこ出汁が効いており、めちゃうまです。
お酒追加です。うどんだって当然アテになりそうなメニューを選んでます。抜かりはありません。てか、まだぬか漬けだいぶ余ってます。気前良すぎです。
やはり当初の読み通り「飲める」のは間違いありませんでしたし、鄙びた大衆酒場のような雰囲気もまた味わい深いものがあります。
実はこの日の数日後に、かつて店内でキヨシロー本人と遭遇し、サインを貰ったのに失くしたことでも有名な友人A君と再び訪れ、例のぬか漬けと天ぷら数種、そして金稜のみという完全な飲み屋使いをしてしまいました。
また一歩、僕らはプロに近づいたような気がしました。
ちょい飲み@テッパン(中野富士見町)
お好み焼き屋さんなんだからお好み焼きを食べればいいんだけど、お好み焼き以外の一品ものがなかなか気の利いたものでアレコレ頼んでるうちに気づけばお好み焼きを食べずに満腹となりお勘定、というパターンに陥りやすい店は良いのか悪いのか分からないけど、それは明らかに客側の責任であり店は悪くないし、そもそも客である私が結果的に満足しているので全く問題はない。しかしココのお好み焼きは実に旨いので、なんでお好み焼きを食べる余力を残さなかったんだ、と本当は少し後悔するが、それは自分がただ馬鹿だからなのであってそれを改善することは可能だと思う。
生ビール、¥290ですぜ
アルコールご注文の方には突き出し付きですぜ
牛すじ煮込みはネギだくで気が利く
奴も薬味だくだくで気が利く
豚バラとエリンギとオクラの炒め物
素朴な味わい
¥290だから何も考えずにおかわり
やみつききゅうり
たたききゅうり×塩ダレの組み合わせって皆一様に「やみつききゅうり」ってネーミングな気がするんですが、名付けの親は誰なんでしょう?
トマトハイが大好きです
塩とかタバスコとかレモン汁でハックするのが好きでよくそのように致しますが、周囲の人たちからは白い目で見られます
ソース味はやっぱどうしても食べたいけど、そういくつも要らないので焼きそばを頼んだ時点でお好み焼きの線はなくなっていた
がっしりした中太麺がウマし
水割りを飲むことを前提に頼んだ焼き明太子だったが、結局水割りを頼むことはなかった
味の良い明太子だったのでちょっと勿体ないがそのままばくばく頬張った
旨いものならそれ単体で食べても十分旨いはずだが、酒の肴としてでなければ勿体ない、と考えるのは酒飲みの性みたいなもんでお許しいただきたい
ちょい飲み@嵯峨谷(西新宿)
チョイト一杯のつもりで飲まざるを得ない西新宿の夜。いや、別に無理して飲む必要全く無いんだけど、せっかく小半時の余裕があるんだから一杯くらい飲らせてくれ、頼む。
プレモルが激安なんだ、飲まないでどうする。押し出し製麺機の十割蕎麦が売りです、嵯峨谷です。
プレモル¥150(但し注文はお食事の方に限る)
無事に注がれてきてくれてありがとう。
ちくわ天¥100
もうちょっと小さくていいから磯辺揚げになれば尚嬉しい。
味玉チャーシューそば(冷)¥490
とても小ぶりなチャーシューが2枚ぽっち添えられただけでチャーシューそばを名乗るのは如何なものか?などと揶揄するのはプレモル¥150(但し注文はお食事の方に限る)を前にして野暮というものである。
ちょい飲み@川中屋(東高円寺)
もっぱら豚バラ肉で野菜を巻いて焼く「○○肉巻き」の類ばかり頼んで結局焼き鳥は殆ど食べずに満腹になってお勘定というパターンが固定化されてきているけど、ここの肉巻き類は極めて美味しいんだから致し方ない。今回は定番のトマト肉巻き、キムチ肉巻き、ピーマン肉巻きに加え、春菊肉巻きと葉にんにく肉巻きも注文し結局5種類の肉巻き類を食べたが、どれもボリュームがすごいので腹は相当に膨れる。さっぱりするためには酢の物が必須ということでわかめ酢も頼んだ。ポテサラは一品目のスタンダードでマスト。ポテサラクルー(ケンボー、マーボー)たちにも食べてもらいたい。鳥刺しは種類豊富、今回は焼き目が食欲そそる地鶏タタキ。申し訳程度に焼き鳥も3本ほど。酒は大ジョッキになみなみ。どれも美味い、しかも安い。
クエン酸サワー
わかめ酢
ポテトサラダ
地鶏たたき
トマトハイ
春菊肉巻き、葉にんにく肉巻き
キムチ肉巻き、トマト肉巻き
アールグレイハイ
とりかわ、正肉、せせり
ピーマン肉巻き
アールグレイハイおかわり