ちょい飲み@四国屋(新中野)
うどんにはあまり興味がないんですが、店構えを見るにつけ「飲める」のでは?と常々思っていました。
そしてある日の夜、それを確かめようと思い、突撃したのです。
答えはすぐに出ました。
古典酒場のような大きなコの字カウンターの一角に着席したと同時に大量のぬか漬けが無造作に提供されたのです。どうやらサービスのようです。
これは「飲める」というか寧ろ「飲んでくれ」のメッセージでは?と酒飲みらしく解釈を致しました。
てか、客席がコの字カウンターの時点で飲み屋にしか見えなくなっていた、というのが本当のところです。
ぬか漬け、よく漬けで酒のアテにぴったりです。
これは寧ろ飲まないとお店側の気遣いを無駄にしてしまう、というは都合のいい解釈でしょうが仕方ありません。ただ、酒類のメニューは少なく、ビールと香川の金稜というお酒の2種のみで、うどんを食べることを考慮し金稜にしました。
ちびちびとお猪口を傾けていると、さらに枝豆が提供されました。これもサービスのようです。
茹でたてです。酒飲みに優しいうどん屋です。
一応うどん屋ですから何かしらうどんも食べとかなきゃ、と思い適当に選んで注文しました。
正式名称は忘れましたが、写真から察するに肉トマト冷やしうどん、なんじゃないかなと思います。いりこ出汁が効いており、めちゃうまです。
お酒追加です。うどんだって当然アテになりそうなメニューを選んでます。抜かりはありません。てか、まだぬか漬けだいぶ余ってます。気前良すぎです。
やはり当初の読み通り「飲める」のは間違いありませんでしたし、鄙びた大衆酒場のような雰囲気もまた味わい深いものがあります。
実はこの日の数日後に、かつて店内でキヨシロー本人と遭遇し、サインを貰ったのに失くしたことでも有名な友人A君と再び訪れ、例のぬか漬けと天ぷら数種、そして金稜のみという完全な飲み屋使いをしてしまいました。
また一歩、僕らはプロに近づいたような気がしました。