ちょい飲み@泪橋
一部の人種においてはこの街のメインストリートであるところの昭和新道です。はしご酒のメッカ。
今回は泪橋へ。
猫の額ほどの広さの店内。土曜日の19時にもなるとカウンターの空席は1席のみ。そこへ滑り込み、まもなくお通しを受け取って生ビールとポテトサラダを注文。
ポテトサラダ¥270
この何の変哲もないポテサラが正に逸品であり、早々に品切れになることも多い。安価で味が良いのは全メニュー共通しているが、これほど腹持ちが良く、食品そのものの温度の低下を気にせずチマチマとつまめるメニューは他に見当たらないため、これを頼めないとなるとその後の注文内容の大幅な見直しが必要となる。要はこれがあれば飲み代をある程度抑えることができるのである。みっともない話だかしようがない。しかし潰しのきかない存在である。
生ガキ串¥180
小ぶりだけどプリッと美味い。ほんの少し炙ってる。レモン醤油でどうぞ。
椎茸南蛮¥280
大ぶりな椎茸がチキン南蛮の衣に包まれタルタルソースを纏った。この店の大将は宮崎の出のため、当然売りは宮崎料理なのであり、その代表格ともいえるチキン南蛮は紛うことなき絶品(発祥とされる「おぐら」よりだいぶ美味い)。それを応用したと思しきこの一品も全く素晴らしい。ブリブリな食感がたまらない。軸も美味いッスよね。
何度も足を運んでいるこの泪橋。その度に誘惑されつつも、お一人様には重いと敬遠してきたメニューがある。それが調理されているときの、店内に充満する香りといったら悶絶もので、いつか誰かとお邪魔した際に注文しよう、と思っていたが、辛抱たまらず家で自作してしまった。
じゃがバター塩辛炒め
自画自賛の出来。今度泪橋で答え合わせしよう。
そういえば隣に座ってた50代くらいのオヤジ2人組が、アンチ野球、とか、アンチサッカー、とか平気でのたまってたけど、店内のTVでWBCの中継を流してるような店でよくそんなこと言えんな〜、などと思った。飲み屋では政治、宗教、野球の話は御法度と習ってるので。